株式会社DCM
代表取締役社長 松本隆之
(1)新年のご挨拶と社会情勢の移り変わり
明けましておめでとうございます。
皆さまには、令和8年の新春を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
2025年は、内外で政治・経済の枠組みに変化が見られ、政策の方向性に新しい流れが生まれた一年でした。為替は大きく動き、物価動向や企業活動に少なからぬ影響を与える一方で、訪日需要や交流人口の回復が各地で見られ、社会全体が「次の段階へ向けて動き始めた」ことを感じさせる年でもありました。こうした変化は、私たちに事業や働き方を見直す契機を与え、時代に応じた新しい価値創造の必要性を示しております。
(2)時代の要請と、DCMが担うべき役割
不透明さと可能性が並存する現在、企業が持続的に力を発揮するためには、日々の業務を確実に支える基盤づくりがこれまで以上に重要になっております。キャッシュレスの普及、デジタル技術の浸透、訪日需要の回復、さらには地域環境の改善といった課題は、事業規模を問わず、多くの事業者に共通するテーマとなりつつあります。
こうした社会の変化を見つめる中で、当社は2025年、「DCMコラム『キャッシュレス新時代の潮流と戦略』」を通じて、決済やDXの動向を多角的に整理し、技術や制度がどのように事業環境を形づくるのかを改めて考える機会を得ました。また、日本エリアマネジメント支援協会(JASA)において執筆したシリーズ「地域を動かす仕組み論 ― 地域戦略16の視点」では、地域の現場が抱える課題を、仕組みの観点から丁寧に捉え直す時間となりました。
これらの取り組みを通じて得た視点は、キャッシュレス推進事業、DX支援事業、インバウンド支援、エリアマネジメントの事務局運営といった当社の事業領域において、何を大切にすべきかを再確認するきっかけとなりました。これらの領域は独立したものではなく、地域の営みを支える“土台”として相互に関係し合うものだと感じております。
大きな転換期を迎える今だからこそ、この基盤づくりに誠実に取り組むことが、当社に求められた役割であると認識しております。
(3)2026年の抱負──「確かな土台を、誠実に」
2026年、私たちは一つ一つの歩みを大切にし、誠実さと着実さを基盤とした取り組みを進めてまいります。キャッシュレス、DX、インバウンド、地域支援といった当社が携わる領域は、どれも社会環境の変化と密接に連動しています。だからこそ、急激な変化を追うのではなく、事業者や地域の皆さまが無理なく前へ進むための“確かな土台”を築くことを、これまで以上に大切にしてまいります。
変化の大きい時代は、不安とともに新たな可能性を内包しています。本年が皆さまにとって希望ある一年となりますよう、私たちは引き続き真摯に、そして丁寧に歩みを進めてまいります。
皆さまの変わらぬご支援をお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします。
以上


